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通関士
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資格手当てとして
月額
5000円〜1万円 |
主催団体・・・全国各地の税関の通関業監督官
国際間の取引が活発になり需要、人気ともに高い
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海外から飛行機や船で届いた荷物を、国内の市場に受け入れるためには、保管・申告・検査・関税納付・許可といった通関手続きが必要です。日本から海外へ荷物を送るときも同様で、これらを適正に行うプロフェッショナルの証となるのが国家資格である通関士です。
具体的な業務は、輸出入品の種類・価格・重量・関税などの申告、品物の安全審査などの通関手続き代行業務のほか、税関処理に問題があった場合の「不服の申し立て」や「主張・陳述」の代行などです。そして、以上の業務にかかわる書類の作成も仕事となります。
試験内容は、@通関業法、A関税法、関税定率法その他関税に関する法律および外国為替および外国貿易法、B通関書類の作成要領その他通関手続きの実務の3教科。@Aは空欄記述式とマークシート方式の筆記試験で、Bは実際に輸出入申告書を作成する実技試験も含まれています。
ビジネスの国際化などにより、海を越えてモノが行き来することの多くなった今、日本の年間輸出入申告件数は1800万件ともいわれています。必然的に通関手続き件数も増加、通関業界からのニーズが確実にあるため、資格取得を目指す人は後を絶ちません。活躍の場は通関業者以外に、貿易業務知識の必要な商社や倉庫会社、運送会社と幅広い。
受験資格 |
制限なし
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年齢・学歴・性別・経験に関係なく受験できる。なお、通関業務を5年以上経験している人は通関実務が免除される。 |
学び方 |
スクール、
通信講座 |
スクール、通信講座などの通関士講座を受講。 |
取得期間の目安 |
1年
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スクールで開講されている通関士講座の一般的な受講期間。実務経験があれば、試験の一部が免除されるので、勉強期間も短縮される。 |
受験費用 |
2600円
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受験手数料。 |
試験時期 |
10月
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10月の上旬〜中旬の日曜日。札幌、東京、神戸、福岡など全国13都市で同日に実施。受験願書の受付期間は試験日の約2ヶ月前。 |
合格率 |
12.1% |
2003年度の合格率。 |
取得者の傾向 |
通関業務に携わる人がほとんど。最近では、就職活動の武器にしようと受験する学生の姿も目立ち始めた。また、転職を考える女性の受験も増えている。 |
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