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和裁技能士
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着物1枚の仕立て料、あわせ1枚あたりの平均
2万円 |
主催団体・・・中央職業能力開発協会 技能検定部
着物の仕立ての仕事、和裁教室の講師など活躍の場は広い
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一定の長さで織られている反物を有効に使い、振袖や訪問着など着物をつくりあげる和裁士。和裁の技能を証明する資格検定試験にはいくつかありますが、国家検定となっているのが和裁技能検定です。国(厚生労働省)が働く人々の技能を検定し、証明するもので、137職種について実施している技能検定のひとつです。合格すると技能士の称号が与えられます。和裁技能検定には3級、2級、1級の3段階があり、各級とも実技試験と学科試験が行われます。実技試験の内容は採寸、裁断、手縫いによる縫製作業、仕上げという一連の和服製作作業。学科試験では、製作法、織物、染物、色彩、着装法など和装全般の専門知識まで問われます。職業人として必要な能力を試す検定試験とあって、着物業界では評価が高いものですが、年齢に関係なくずっと仕事を続けたいなら2級以上を取得しておきたいでしょう。
プロとして活躍するには、着物を美しく仕上げるための柄の合わせ方や、着心地の良さを配慮した仕立て方など、ハイレベルな技術とセンスが求められます。さらに、納期までに仕上げる手の速さも不可欠。そうしたポイントをクリアできれば、呉服店などと契約して、自宅で仕立てをして収入を得ていくこともできるでしょう。ほか、和服の専門知識を活かして呉服店の販売員や和裁教室の講師など活躍の場は広い。
受験資格 |
所定の実務経験、学歴などを
有する人
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学び方 |
専修学校、大学、短大など |
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取得期間の目安 |
6ヶ月以上
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受験費用 |
都道府県により異なる
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試験時期 |
実技:11月下旬〜2月中旬、
学科:2月
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合格率 |
77.6%
(3級) |
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取得者の傾向 |
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